
エンジニアリング
自作 太鼓の達人アーケードコントローラー
実寸大の木製「太鼓の達人」筐体レプリカを一から作る手順。ゴムの皮の下に4つのピエゾセンサ、USBコントローラーとして振る舞うSTM32、費用は約115ユーロ、製作は3日の午後で完成。
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寮の部屋にゲームセンターを
日本に住んで2か月、街のゲームセンターにすっかりはまった結果、次にやることは自明でした ——寮の部屋に自分の太鼓を作ることです。レプリカは実際の筐体と同じ寸法で、遊んでくれた 日本人の友人からは「アーケードにかなり近い感触」との評価をもらいました。作りやすさを 重視していて、電子工作の知識はほぼ不要、木工も基本的な切断ができれば十分。所要時間は 3日の午後に分けて約12時間、費用は総額でおよそ115ユーロ——汎用工具や消耗品を除けば 80ユーロです。この記事は Instructables に投稿した元記事に、製作後のフィードバックを 加えたものです。
木とゴムと、4つのボタン
本体はすべて厚さ12mmの板2枚から取れます。1枚は半径21cmの台座に、もう1枚は半分に 切ってから半径182mmの円で切り分け、4枚のボタン板——内側2枚と外側2枚——にします。 対称に仕上がるよう、必ずペアで研磨するのがコツです。M4の鬼目ナットに取り付けたゴムの 防振ブロックが各ボタンを浮かせ、手で切り出した厚さ3mmのゴムシートに、接着したツメと 幅30mmの帯を組み合わせて太鼓の皮を作ります。ジグソーとクランプがあればすべて手作業で 可能ですし、CNCを使う人向けにSVGファイルも用意しています。
ピエゾ、STM32、そしてオープンソースのゲーム
4枚の板にはそれぞれピエゾ素子を木に密着させて接着します。中央の2枚がゲームの赤い 「ドン」、外側の2枚が青い「カッ」に対応します。配線はこれ以上ないほど単純で、各センサの GNDをマイコンのGNDへ、信号はそれぞれ別のアナログ入力へ。センサが小さなブレイクアウト 基板なしで届いた場合は、信号とGNDの間に1MΩの抵抗を入れます。STM32F103C8T6を (FTDIアダプタ経由、STM32Duinoで)書き込めば、太鼓がUSB HIDデバイスになります。 遊ぶのは無料かつオープンソースのTJAPlayer3で、譜面はコミュニティのTJAリストから 追加できます。連打や長時間のプレイにもしっかり耐えてくれます。